CADCAM冠形成時のポイント
CADCAM冠は第一小臼歯・第二小臼歯が保険適用となるため、多くの歯科医院で注目を集めています。ただしCADCAM冠の形成時には、最低限注意したい点がいくつかあります。こちらではCADCAM冠 支台歯形成時のポイントをご紹介します。
CADCAM冠の支台歯形成時における注意点
CADCAM冠には金属部分がないため、通常よりも厚みを持たせなければ強度や維持力に問題が生じるおそれがあります。
ただしセラミックが極端に厚かったり、逆に薄かったりすると破折の原因になるため注意が必要です。
また、支台歯の切端や咬頭頂が鋭利に尖っていると、加工時に支台歯とクラウンの間に余分なスペースが発生してしまいます。支台歯形成時にはアンダーカットを作らないよう注意し、全ての部分で鋭利な所がないように仕上げることが求められます。
複雑な形成にはせず支台歯形成面は滑らかに、支台歯先端部は丸くなるようシャンファーで形成することが重要です。
CADCAM冠の品質はどれも同じ?
CADCAM冠は機械で製作するためどこの技工所でも品質は同じと思われがちですが、CADCAM設備はあくまでも技工をサポートする機械であり、最終的には技工士の経験とスキルがCADCAM冠の品質を左右することになります。
アンダーカットの有無や患者様の生活を想定して製作したものとそうでないものとは、たとえ見た目が同じであっても装着した際のフィット感や適合性は全く異なります。だからこそ経験を積んだ技工士が製作したCADCAM冠を選ぶことが重要なのです。
CADCAM冠の導入をお考えでしたら是非、経験と実績が豊富なツヤデンタルへご依頼ください。
ツヤデンタルには知識・経験共に高いスタッフが在籍し、最新のCADCAM設備完備で全ての工程を自社で製作できるため、品質を追求しながらコストを大幅に削減しております。松風HC・GCセラスマート・ノリタケアベンシアなどフレームも種類豊富に取り揃えております。納期が早いことはもちろん、低価格・高品質を強みに歯科技工所様の運営をサポートさせていただきます。京都をはじめ大阪・兵庫・滋賀など各地の歯科技工所・歯科医院様に対応可能ですので、お気軽にご相談ください。